自己導尿におけるカテーテルの料金について
ネラトンカテーテルと消毒液が必須になります。
以前はネラトンカテーテルを挿入するときは、キシロカインゼリーなどを使用していましたが、最近では親水性コーティングのカテーテルを利用することが多いです。
使用するカテーテルの種類については、通院している泌尿器科で相談をしてください。
2020年での診療報酬では、親水性コーティングのカテーテルを使用する人についての料金が定められております。1か月にカテーテルを使用する本数が60本以上、90本以上、120本以上使用する場合でカテーテルの金額が変わってきます。
(例)
1か月で使用するカテーテル 診療報酬 3割負担での自己負担の料金
60 本以上 1,700点 5,100円
90 本以上 1,900点 5,700円
120本以上 2,100点 6,300円
ただし、上記のカテーテル料金とは別に在宅自己導尿管理料や再診料、処方箋料等も費用として実際はかかりますので注意してください。
1か月で使用するカテーテルの本数で金額が変わってきますので、予め1か月で必要なカテーテルの量を計算して病院からもらうのがよいと思います。
上記の例から、使用するカテーテルが1か月で60本でも80本でも料金は同じわけですから、計算をして病院にカテーテルを用意してもらってください。